みっともないことでお恥ずかしいのですが、これから測量のみならず仕事を受注する際の注意喚起になればと思います。
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とある初めての宅地建物取引業者から土地を売却するので、測量してほしいとの依頼を受け、仕事を完成させましたが、その業者さんは測量費用を支払わず逃げてしまいました。
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業者登録は抹消され、事務所はもぬけの殻、代表者は行方不明であったため、公示送達を申し立て判決を取ったのですが、当然被告からは弁済を受けることができず、全国宅地建物取引業保証協会に対し保証金から弁済してほしいと伝えたところ、測量費用については該当しないということで、弁済を受けることができませんでした。理由は宅地建物取引に関するものではないとのことです。
しかし、今回の測量は土地の売買に関するものですす(売買契約書には測量渡しであることが記載されております)。私としましては正直なんでやねん!と納得しがたいところです。
また、弁済業務保証金分担金の返還債務を差し押さえたのですが、先順位に税金の差し押さえが入っていたため、回収することができませんでした。
しかし、この税金の差し押さえについては1年も前にされたものです。税金を滞納している業者がのうのうと宅地建物取引業を継続できちゃうのですね。そうでであれば弁済業務保証分担金とはいったい何のために誰を保護するためにあるのでしょうか。
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今回、相手が宅地建物取引業者だからといって信用し安易に受注すべきではないということで、高額でしたが勉強になりました。
広く知ってもらいたいという思いから動画でもしゃべってみました。
仕事して裁判しても何にも得られず、経営って色々大変なのですよ・・トホホ・・。
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