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土地家屋調査士

しくじった話(GNSS編)

一昔前「事件は現場で起こる」って言葉が昔流行りましたが、そう測量の現場も色々なことが起こりがちでして、

以前一人事務所で大変だったとき、仲介業者さんに測量を手伝ってもらってたことがあったのですが、それもどうかという話はさておき、機械を私がみて、ポールマンを仲介業者社長にお願いしてまして

私「社長、その茂みの奥のブロック押さえてください!」

社長「先生ここ犬のウンコだらけやんけ!」

私「え!ホンマですか」テクテク・・「うわっ!」

ってことで二人で靴の裏にウンコつけたまま、観測した、そんなこともありました。

さて本題、設計士さんがDroggerで測るところが見たいというので、前日に準備を整えていたにもかかわらず、当日暑さのせいでDroggerアプリが入っている中古Androidスマホ(iponeでは使えません)が熱中症を起こしてしまい、画面が真っ暗になってしまうという、私の顔色が真っ青になる事態になりまして

設計士の先生と発注者さんがみている前でアタフタしつつどうにかこうにかうっすら文字が見えるような状態になったので、いざ川底をDroggerで突こうとすると、今度はDroggerとポールを接合するためのアダプターがゆるんでいるではないですか!

(一難去ってまた一難よ・・)と思いつつ

 

 

最新機器をガムテープで留めてやりました。

私はグラグラしているガムテープ止めDroggerを川に落とさないように手で押さえつつ、気泡を合わせなければならないので、両手をプルプルさせながら(内心、補助者よ、早く観測してくれ頼む・・と願いつつ)、川底にポールを立てていたのですが、やはりスマホの文字が見えずらいようで、設計士さんと発注者さんが心配そうに見守る中、やっとこさ補助者が、薄い文字を判別し無事川底の観測が終わりました。

そしたら、今度は設計士さんがDroggerで基準点探せるんでしょ、などというではないですか!

ひぃぃぃそれは今日の画面状態では到底ムリ。。ということで、ごめんなさいしました。

ええとこみせたかったのに恥だけさらしてしまい、今後の受注は大丈夫かしらと頭を抱えてしまう、残酷な夏の事件でした。

 

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