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雑感

制限ある中での戦い方

神戸で司法書士・土地家屋調査士事務所を営んでおります藤原です。

今でこそ沢山の方からお声がけいただき、ゴールデンウイーク中も仕事をしている状態ですが、もちろん最初からこのような状態であったわけではありません。

 

司法書士の開業当初はいわゆる過払金の返還請求対応で忙しかったものの、この過払金がザクザクでてくる状態はすぐに終息を迎え、事務所の経営は次第に苦しくなり時にはその時稼いだお金で事務所経費等捻出する時もありました。

 

そんな時でも幼い子こどもを抱えている私は、経営者の集まりに参加したり、色んなところに顔を出したりして、知り合いを増やしていくような、士業営業の王道手段をとることができず、どうしたらよいものか、頭を抱える日々でした。

 

飛び込み営業等しましたが、全然上手くいかず(これは私の営業スキル問題で、飛び込み営業がよかったといった話はよく聞きますので、初対面の人と物怖じせずに話ができる方にとってはよい手段だと思います)、チラシを郵便局に置いてみたり、事務所の前にボードを出したりしましたが、全く効果がありませんでした。

 

途方に暮れて、もうアルバイトでもしようかと思っていたところ、毎日更新している弁護士の先生のブログを発見し、弁護士の先生でさえこんなに頑張っているのに、ただの司法書士の私がそこまでやれていないのは怠惰以外のなにものでもない思い直し、兎に角ウェブサイトに注力し、できることはやろうと決めました。(この時作ったサイトは閉鎖しましたが、時間はあれどお金がなかったので業者に頼まず手作りしました。)

 

正直顔写真の掲載など、もう私にとってはとんでもなく恥ずかしいことなのですが、やはりあるのとないのとでは、効果に違いがあると考えますので、頑張りました( ´艸`)

 

数か月もするとサイトを見てお越しくださる方が徐々に増えていき、今度はそのお客様からの紹介で、お客様がお客様を連れてきてくださるようになり、また企業の方もサイトを見て連絡してくださるようになり、企業様の場合1度では終わらないので継続して使っていただけるようになりました。

 

今は正直そこまでサイトに注力しておらず、ほとんどが紹介や既存顧客様のお仕事ですが、子育てしつつで働ける時間に制限があっても、こんな風に営業ができるのはインターネットのおかげです。

 

かつては、夜の遅い時間であっても出かけて交流等できる人が羨ましくてしょうがなかったのですが、時間もお金も使うだろうし、夜が遅くなれば次の日もしんどいでしょうから、結局これはこれでよかったと今は思います。

 

 

 

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