日本の生産性が先進国の中で低い位置にランキングされているようです。
分かる気がします。
とはいえ、例えば私司法書士の仕事に関することでいえば
令和3年1月29日の法務省民事局通達で商業・法人登記での押印書類が大幅に見直され、大半の書類について捺印が不要となりました。
(どの書面が捺印不要かについては法務局のサイトの商業登記の雛形に掲載されております。㊞の印のない書面は捺印不要となります)。
なかなか思い切ったことを!
国としては本気で脱ハンコ、生産性向上に取り組んでいるんだなと感じました。
印鑑に全く意味がないとはいいませんが、特に個人の認印なんて誰でも容易に手に入るようなものを押させてなんの意味があるのか・・。はぁ無駄だ・・と私は押す度イライラしておりました。
ハンコだけじゃなくこれどう考えても無駄でしょといった手続きを挙げると枚挙にいとまがありません(司法書士も無駄でしょなんていわれると身も蓋ももないのですが)。
これからしょーもない手続きは廃止され合理化されることにより、自由な時間が増えるとよいなと思います。
だって、時間はとても大事。誰にとっても人生有限です。
なので無駄なことをしている暇はないはずです。
私は司法書士兼土地家屋調査士事務所を経営しておりますが、他のビジネスもしたくて今勉強中です。生業も知識を売る仕事ですので日々勉強もしなくてはなりません。他に子どもと遊ぶ時間ももっと欲しいし、友達とゴルフをしたり麻雀する時間も欲しい。ゴルフも麻雀も万年最下位なので習いにも行きたい。なにかの病気でしょうか。全然時間が足りません。
お金がないから現場に行くのに高速使わないとか言っていた調査士さんがいましたが、私に言わせればお金がないのであれば、高額であろうと高速使って現場に行き、余った時間でお金の稼ぎ方を勉強すべきです。車を運転することで生産性が上がるのは宅配業者だけでしょう。
生産性が上がって、余暇が増え収入も増えれば、今は苦しいレジャー施設等にお金が回るかもしれません。
合理化により大量失業等の問題もあるのでしょうが、国際競争力のこれ以上の悪化のほうが相当ヤバイと思います。
私自身も事務所の生産性を上げるよう日々努力したいと思います。
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