Menu

BLOG

土地家屋調査士

調査士の仕事で面白いところ

土地家屋調査士の仕事の流れは、主にまず法務局や役所で資料など調査した後、現地に入って境界の調査・現況測量をし、観測結果を精査し再度仮杭を入れるために現地入り、その後隣接地や役所のと境界確認のための立会を経て、境界標を設置するといったことで、複数回現地に行くことになります。

何回も現地に足を運ぶことになるため、割とお隣さんと仲良くなったりすることもあり、暑いときなんかは飲み物やアイスを差し入れてくれるような親切な方もいらっしゃったりするのですが、今年は割と大型なものをご年配の方からいただきました。一つは手作りの椅子・もう一つは椿の鉢です。

椿の鉢をくれたおばあちゃんは90代でしたが、とても達者で、「境界なんかどこでもええ、あの世に土地を持っていけるわけでもなし、私の土地、地球全部じゃ」などとこちらが驚愕するようなコミュ力をお持ちの楽しいおばあちゃんでした。

手作りの椅子をくださった方も90近くの元気なおじいさんで穴掘りや草刈りを手伝ってくれるような親切な方でした。

 

偶々依頼者の隣接の土地所有者として出会っただけなのに、手作りを椅子を見る時・椿の花が咲く時にはおじいさんおばあちゃん、元気にしてるかなとふと思う、おじいさんもおばあちゃんも、もしかしたら先は長くないかもしれないけれどこの先これからもずっときっとふと思い出す、調査士ってつくづく面白い経験をさせてくれる仕事だなと思う今日この頃です。

 

 

カテゴリCATEGORY

アーカイブARCHIVE

お問い合せ/ご相談予約

078-752-2121078-752-2121
<営業時間> 9:00~18:00