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土地家屋調査士

調査士の息子

コロナの影響で先月辺りは、週末には休みが取れる身分になったものの、再び猫の手も借りたいくらい忙しくなり、土曜日は中学生の息子に測量の現場を手伝ってもらいました。

その日の午前中は息子の志望校である工業高校のオープンハイスクールだったので、将来のことをあれこれ話しており、その流れでちょうど母親の仕事を垣間見る機会となったのですが、息子曰く調査士絶対嫌だそうです。_| ̄|○

 

息子「お母さん、この器械なんぼするねん」

私「200万円くらいだったかな。あとあそこに立ててる大きいミラーは一つ15万円、お前がもってる小さいミラーは7万円程するから大切に扱ってや。あとソフト代が買ったのが昔過ぎて忘れたけど、80万円位やったかな、調査士やろうと思ったら結構お金かかるねん」

息子「そのお金どないしたんや」

私「別の稼ぎがあったから現金で払ったけど、中には借金して買う人もいるわ」

息子「それでお母さんはなんぼ稼いだんや」

私「忘れた・・」

息子「大体返せなかったらどないするねん。リスクやん、俺絶対嫌や、俺は自営業は絶対嫌や」

ですとな。

 

雑談の中で不動産業者さんも、生まれ変わっても絶対調査士にはなりたくないといってたし、私もこの仕事は士業の中でもトップクラスに入る過酷な仕事かなぁと思います。

大変さについては皆様が想像することの他に、若い人に不人気すぎて、採用活動にもめちゃめちゃ苦労するということもあり、私はなる前迂闊にもこの点全く考えてませんでした。

 

調査士も中には、天職や!生まれ変わってもこの仕事に就きたいという人もいるし、現場もどれ一つとして同じ現場はなく、やりがいのある仕事とはいい得るので、息子も気が変わって調査士になりたくなったら目指すのもいいが、やりたくないのであればやはり苦労が多いのでやらない方がよいと思ったりしてます。

 

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