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土地家屋調査士

「調査士は儲かる」と話す同業者に、私が(素直に)思うこと。なぜ儲かっているのに、Droggerや新技術に投資しない? 

先日、調査士会の方から「インターンシップの記事、9月末締め切りでしたけど…」と連絡があり、まさに寝耳に水。すっかり忘れていました。(私が悪いのですが、もう11月です笑。)

さて、そのインターンシップですが、月末で決済業務で立込んでおり、指導はほとんど若手スタッフに任せていました。

運悪く(?)、彼が来ていた間は建物の登記依頼が一件もなく、現場は樹木の茂った場所ばかり。期間中のほとんどが伐採作業でした。

にも関わらず、彼は「調査士の勉強をしている」と言うのです。 これには本当に嬉しくなりました。間違いなく、スタッフが現場で良い関係を築いてくれたおかげです。

ただ、この素晴らしいインターン生の話とは別に、最近ずっと感じていることがあります。

それは、一部の調査士が「調査士は儲かる」と発言発信していることです。 正直、私は(今のところ)調査士単体ではそこまで儲かっていないので、素直に「羨ましいな」と思います。もしかしたら嫉妬しているのかもしれません。

でも、同時に強く疑問に思うのです。

「もし本当にそんなに儲かっているのなら、なぜ新しい機材に投資しないのですか?」と。

ドローンやレーザースキャナ、高価な点群処理ソフトはさておき、なぜ、あの革新的なGNSS受信機「Drogger」すら買わないのでしょうか。

私がアホだからが一番の原因でしょうが、やはり調査士の仕事は労働集約型で、かつ仕事内容も容易ではありません。人を育てるのに時間がかかり、儲けが出しにくい構造だと思うのです。

私は司法書士事務所も経営しているのですが、こちらの方が圧倒的に利益が出しやすいと感じます。私が主に携わっている不動産登記は所詮手続きなのでパート従業員でも十分に戦力になるし、育てる期間も左程要しません。また調査士と異なり基本BtoCなので、コストについてもそこまでシビアでなく、さらに業務完了後「ありがとう」と言ってくれる方が殆どです。

にも拘わらず調査士の仕事ひいては測量会社について私が力を入れているのはなぜかというと、この仕事は新しいことが次々起こり感動することが多いからです。

それこそ、Droggerであり、点群であり、ドローンです。 open-hinata3や開発師匠の図面…挙げだすとキリがないのですが、「ほぉー!へー!すごっ!」という感動が常にあります。

私は、この「感動」こそが仕事の価値だと信じています。 そして、これら新技術への投資を惜しまないことこそが、本当の意味で「未来に儲かる」ことに繋がるのではないでしょうか。

「儲かるから」調査士を目指そうというのは、やはり違うと思うのです。 うちの事務所に来てくれたインターン生も、伐採作業の向こう側にある、この「新しい感動」の可能性を感じ取ってくれたのだと信じています(ホント?笑)

 

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